期待のILY-A(アイリーエー)

日経テクノロジーオンラインの3月18日付け記事です。
(登録していないと見ることができないページかもしれません。)
思わず、コレだ!!と思いました。
ちなみに、アイシンのニュースWEBページへのリンクはこちらです。

記事によれば、「アイシン精機と千葉工業大学は2015年3月17日、
三輪の1人乗り電動小型モビリティー「ILY-A(アイリーエー)」を発表した。
自転車のような外見をした同製品は、シニアカーのように電動で移動したり、
手押し車のように手で押して荷物を運んだりといった具合に、
ユーザーの世代や用途に合わせて4つの形態に変形できる。
さまざまな生活シーンに合った新しいパーソナルモビリティーの提案として、
アイシン精機と千葉工業大学は5年以内に製品化を目指すという。」
とのこと。

個人的に注目なのは、
・4つの形態に変形できる
・5年以内の製品化を目指

という点です。
5年というのは長いな~~~というのが感情的な部分ですが、
制御系の詰めと商品化の部分で時間が必要なんでしょうね。
今までに無い製品ですし、
でも、一日でも早く発売して欲しい!!です。
アイシンは、福祉関連事業も手掛けているので、試作で終わりということには
ならないと期待しています。

少し前に記事にしている、ユニバーサルモビリティという範囲にも
入ると個人的には考えます。

そして、3輪ですね!!。
これまで以上に3輪に注目する必要がありそうです。

では、詳細に見てみましょう。
まず、4つの形態ですが、以下のようなものです
1.ビークル
移動のためのモード。
目線の高さと乗り姿にこだわっているようです。
2.キャリア
持ち運ぶためのモード。
これにより、行動範囲をさらに広げることができますね。
コンパクトに折りたたむことで、置き場所に困らないので、屋内に持ち込めます。
3.カート
荷物を運ぶモード。
歩行訓練/リハビリ、歩行補助として、手押し車としても機能するというのが
嬉しい点だと個人的には思いました。
ここ、ユニバーサルモビリティ的な部分だと思います。
4.キックボード
「スポーティーに、時には人力で、疲れたらモータ駆動で移動しましょう。」とのこと。
遊び心があっていいですねぇ。
立ち乗りのイメージです。
そう、立ち乗りもパーソナルモビリティでは一つの選択肢ですね。

自分でこういうものを開発したいなぁ~~~と思っていたものに近いので、
早く発売して欲しいものです。
問題は、「速度」ですね。
この形態だと、あまりスピードを出すというものでも無いと思いますが、
時速6km/hという閾値に対してどのように対応するのでしょうか。
(早くても遅くても、危険は潜んでいますから)

製品化時点での法律などの環境、バッテリーやモーターなどの機能・性能に
依る部分があるように考えます。

また、知能化安全機能、知能化自己診断監視機能というのにも注目です。
これらは、技術的な難易度というよりも、どのようにこの製品へ適合させるか
という面で時間を要するのかな、という印象が個人的にはあります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
このような製品が早く普及することを願い、そして自分もそれに
向けて活動することを改めて心に誓い、記事を終わります。
またのご訪問を心よりお待ちしております。