デンソーばピコグリッドシステムの運用を開始

『超小型電気自動車を「移動する電源」として活用するエコ移動システムの運用を開始』
というリリースが㈱デンソーから5月28日付けで出されています。

リリース内容の概要は、以下になります。
超小型電気自動車を活用した独立電源ネットワークシステム
(Pico Grid System®、ピコグリッドシステム)
を開発し、そのシステムを使った構内移動の運用を安城製作所で開始した。
※Pico Grid System®はデンソーの登録商標。

◆ピコグリッドシステムとは
ピコグリッドシステムとは、以下の2つのシステムを組み合わせたものです。
・小規模な太陽光発電と蓄電池、超小型電気自動車を活用して電力を供給する
 独立型の直流分散電力システム
・車両管理システム

ミソは、「太陽光で発電した電力を直流のまま超小型電気自動車や蓄電池に蓄電することにより、
直流から交流への電力変換ロスを抑制し、効率的に自然エネルギーを活用することができます。」
という部分。
この部分が意外と個人レベルで実現しようとすると敷居が低くないのです。

太陽光発電による直流の電力を、直流のまま蓄えて使用する時に交流へ変換するというのが
一般的です。
ですが、「変換」には損失が伴うので、無くすべき対象と考えます。
そもそも、発電も消費も直流なのに、一度交流へ変換するというのはおかしな話です。
既存のシステムを流用する上では仕方ないのですが。

ここで、電気自動車の充電システムに敷居が存在します。
例えば、コムスでは、交流100Vの電力を供給して充電します。
その代替手段として、直流で供給しようとすると、既存の充電システムへ割り込む
ことになります。

そこに構造的な低くない敷居が存在します。
実際に自分で太陽光の直流のままバッテリーへ供給するというシステムを構築しようと
していた時に、「格安でコムスを譲ります」という再生可能エネルギーを扱う会社のWEBを
拝見し、コンタクトをとりました。
で、その会社としてもコムスを実際に購入して同様のトライしたけれども、実際のところ
困難であるという結論に至ったという話を伺いました。
さらに、格安という言葉の認識レベルに乖離が大きく、具体的な交渉も控えました。

自分がガレージを所有し、充分なスペースを確保できれば、時間をかけてでも実現したい
事ではあります。
転居時の課題として、頭の中央に置いています。

ピコグリッドの車両管理システム面では、超小型電気自動車の位置情報や充電状態を管理し、
カーシェアリング機能を提供するとのことです。
社員証(ICカード)を超小型電気自動車の鍵として使用することができ、モバイル端末からの
利用予約も可能とするなど、使用者の利便性を高める取り組みも行っているそうです。

この、利便性を高める取り組みというのは、実に大事ですね。
実際に使われないと、電気自動車を導入しても、絵に描いた餅になったしまいますから。

今回のデンソーのような取り組みが複数の会社で行われ、そしてそれをすぐにでも活用したい
という企業があり、開発が進んで実用化に弾みがつく、という状態になるといいなと思います。

企業だけで無く、自治体や金融機関なども積極的に取り組む機運はあると思うので、
まずはシステムが実用可能な状態になることを期待します。

デンソーとしては、社内用ではなく、どのような形にせよビジネスにすると勝手に
思っていますが、それがいつになるのか楽しみにしています。

最後に、ピコグリッドシステムのイメージ図に使われている電気自動車は、コムスです。
トヨタグループとして、コムスの拡販に積極的に取り組んで欲しいものです。
特に、一般ユーザー向けに。
ピコグリッド_イメージ図

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
またの誤報もを心よりお待ちしております。

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