興和と言えば、やはり「キャベジン」を連想しますね。
そう、あの胃腸薬です。
興和のWEBサイトによれば、事業内容は「商社部門」、「メーカー部門」にわかれ、
医薬品はメーカー部門に属するようです。
同じメーカー部門には、
・LED照明機器
・再生可能エネルギー発電システム
という事業内容も含まれているようです。
なんか、意外かつ嬉しいですね。
さて、興和とEVということで調べていくと、数年前から色々と活動されている
ようです。
一時期は、合弁会社でEVを開発していたり。
(別の機会に紹介予定ですが、KOBOTとして結実しているようです)
今回参照したニュース記事は、それとは別で、
イタリア製の電動モビリティ「Biro」の話です。
ニュースとしては古いものです。
2014年9月17日に東京ビッグサイトで開幕した
「EVEX(EV・PHV普及活用技術展)2014」へ
興和がイタリア製の電動モビリティ「Biro」を展示した
というものです。
はい、本年はタイムリーに記事を作成します。
では、Biroとはどんなモビリティなのか?を見てみましょう。
全長:1740mm
全幅:1030mm、
全高:1565mm
重量(バッテリー除く):245kg
最高速度:45km/h
航続距離:約40km(リチウムイオン電池で約3時間の充電時間)
その他:インホイールモーターで後2輪駆動
バッテリーが簡単に取りはずし可能で、キャスター付のバックのような運搬性
映像を探したのですが、コレというのがなかなか無かったので、仕方なく
海外のニュースらしきものをYouTubeで紹介します。
Responseではバッテリーが取り外し可能と紹介されているのですが、
仕様が複数あり、取り外しを考慮しない鉛バッテリーのものもあるようです。
また、容量が大きいものもあるとのこと。
そのへんのBiroの仕様を紹介してくれていたのがWIREDです。
では、WIREDの記事を参照し、仕様や価格を見てみましょう。
・製造メーカー:Estrima
・価格:6,900ユーロでバッテリーは別
バッテリー:1)鉛バッテリーで固定型。走行距離40km:は1,490ユーロから
2)リチウムバッテリーで取り外し可能:3,990ユーロ
「今のところ個人向けに販売する計画はなく、観光用として
自治体などを中心にリースをしていく予定」というコメントがResponseで
紹介されています。
コレ、本当に残念ですね。
ホントのところはわかりませんが、事業性だけでなく、法規、道路・充電環境なども
理由としてあるのかな、と想像します。
現状、まずは限られた環境、範囲で運用実績を積み、周知が進むようにする
というのがすべきことですかね。
自分としては、今は周知に少しでも役立てれば・・・と考えて行動しています。
先々は、企画なり開発に関わります(希望しています)。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
またのご訪問を心よりお待ちしております。