「本気でやる!!」 EVEX EV/PHV普及活用技術展セミナー

EVEX EV/PHV普及活用技術展へ行ってきました。
「ビジネストレードショー」ということなので、
未だ実際に事業として直接関わっていない自分には
相応しくないイベントです。

が、セミナー一覧の中に
「次世代自動車のさらなる普及に向けた取り組みと将来展望」
(パネルディスカッション)
というのがあり、その中で㈱rimOnOの伊藤慎介さんが
登檀されるというのを知り、セミナーだけでも参加したく
なりました。
時間を十分に確保できず、セミナー直前に現地到着となりましたが、
無事、お話を聴くことが出来ました。

色々と自分に刺さる話がありましたが、特に強く受け止めるべきは
「本気でやる!!」
必要があるということだと感じました。

物事を成し遂げるために、色々な要素があれど、
やはり最後は「本気なのかぁ??」ということだな、と。

もちろん、ただ突進すればいいでもんじゃなんけど、
腰がひけた状態では進まない、ということですね。

兎にも角にも「本気の実行!!」で進もうと改めて
腹を決めた次第です。

あとは、如何に繋がるか、巻き込むか、だなぁと思いました。

色々と「熱」を感じることができ、本当に行ってよかったです。

このように、イベントやセミナーに行くことで刺激になり、
その後の行動にプラスとなる事が多いので、今まで以上に
こういった機会を得ることができるようにしたいと
思っています。

時間や費用を捻出できるように、普段から準備
していかねばいけません。

今回登檀された方の中に(株)JTBコーポレートセ-ルス
霞が関第一事業部営業一課チーフマネージャー
ソーシャルソリューション事業推進プロデューサー
(環境マーケット)黒岩隆之さんという方もおられました。

JTBがEV・PHVを活用した、EVモビリティ
観光活性事業も展開しているということに驚いたし、
鎌倉でのEAバイク・バッテリーシェアリング実証事業なども
手がけていたようなので、「へぇ~」の連続です。

自分の仕事場がある建物の1階にはJTBの営業店?があるので、
ちょっとした縁を勝手に感じています。
ま、何も無いのですが。

黒岩さんからも色々と貴重な話がありましたが、中でも
スイスで旅行者が使う交通パスについての話が新鮮でした。
WEBで調べてみて、これかな?と思うのが
「スイストラベル パス」で、主な鉄道、バス、湖船、
都市交通が乗り放題で利用できるパスだそうです。

日本にいると気づきませんが、(自分だけ?)
海外から訪れる方にも日本で似たパスがあるようです。

ちなみに、大人一人146ユーロのようです。
http://www.myswitzerland.com/ja/transport-travel/tickets.html

また、「スイス・モビリティ」ということで、
モーターやガソリン等を使用しないで人力だけで移動する
自然に優しいアクティビティ(ハイキング、サイクリング、
マウンテンバイク、インラインスケート、カヌー)
のルートを厳選し、「スイス・モビリティ」として
設定しているそうです。

そして、スイス全国のルートに共通の標識を設置している、
ということまでしているのです。
(ここまでやるのがスゴイ)

紹介されたエピソードをここで書くのは割愛しますが、
多くの人を巻き込む、それぞれに実行してもらうためには、
それぞれの人にとってのベネフィットを強く示すと共に、
ちょっとした敷居を跨いでもらうためにも、考え方や
認識を少し変えてもらう必要がある場合がある、という
ことです。

自分も含め、多くの人は考えや行動に「これまで」の事が
大きく影響します。
そして、より良くするための変化を起こす時に
その「これまで」が壁となり立ちはだかる場合があります。

その壁を迂回するのか、地中を掘っていくのか、
はたまた壁を破壊するのか・・・、兎に角その壁
を通過する必要があります。

ゴリ押しして突き進めば良いというものでも無いので、
多くの人に変化を促す場合には、その先にある
ベネフィットを示し、そして認識してもらうのが
重要だと思いました。

ま、それが難しいのでしょうけど。



もう一人、パネリストとして日産自動車の吉田誠さんが
おられました。
他の方との話の中で、日本のバッテリーメーカーの
状況についての話があり、
協調と競争の切り分けを帰る必要があり、協調の領域を
広げる必要があるという話をされていました。

技術で勝っても市場では負けている・・・というのが
この先も続くのは日本としても避けたいですよね・・・

※今回の記事は、当日のメモを元に書いており、
当方の認識違いなどがある可能性があります。
内容の正確性について保証できないことをご了承下さい。

本当は、話の内容をきちんと文字にして紹介したかったのですが、
自分が受け止めたことの紹介となってしまいました。

当日、エレクトライクの展示がされており、お話も少し聞くことが
できたので、別記事で紹介したいと考えています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
またのご訪問を心よりお待ちしております。