嬉しくて、ニコニコしてしまうニュースです。
日経トレンディネットに、
『台湾からスマートバイクの黒船来たる』
—今年度中に試験サービスを開始—との記事(2017年10月10日付)
がアップされています。
台湾のGogoroは、当ブログに訪問していただけている
あなたなら、少なくとも名称は聞いたことがあると思います。
Gogoroは、バッテリー交換方式(記事ではスマートスクーターと紹介)
と交換式バッテリー充電ステーション(GoStation)を台湾全土で
2015年から販売(提供)していると紹介されています。
月日の経過は早いですね。
と同時に、もっともっと電動バイクが広く普及するといいな、
という希望が叶うまで時間がまだまだ必要だな、と感じています。
台湾では、
スマートスクーターの累計販売台数:3万4000台以上
GoStation設置数:421カ所以上
とのことなので、台湾では着実に普及して活用されているようです。
そんなGogoroが住友商事と組んで日本でのサービス開始をするという
ことなので、期待しています。
Gogoroのスマートスクータは、2つのバッテリーを使うことで
100km以上の距離を走行することができます。
この『2つのバッテリーを使う』というのがある意味ミソと
言えるという感覚です。
というのも、バッテリーが2つあるので、使用したバッテリーを
GoStationで交換するのが無難だけれど、何かの都合で
交換できなくても、もう1つのバッテリーで走行を継続して
移動経路上の別のGoStationでバッテリーを交換もしくは
追加で装着するということができそうです。
(実際のバッテリー使用に関する契約内容がわかりませんが)
1つのバッテリーで50km走行でき、普段はそこまで連続走行しない
というならバッテリー1個搭載で済むし、連続して走行する場合は
移動経路近傍のGoStationを予め調べておけば済みます。
ただ、バッテリーをすぐに交換できるということが前提になりますが。
また、一時的に2個使用するということが可能な契約種類があれば、
利便性が高いということになりそうです。
このへんの、実際の使い勝手が台湾ではどうなのか、知りたいところですね。
そして、日本では沖縄県石垣島で『GoShare』という電動スクーターの
シェアリングサービスが「試験サービス」ということでスタートするようです。
ところで、台湾ではどれくらいのコストで提供されているのかが
気になりますよね?
2015年の記事になりますが、engadget日本版にて
『バッテリーレンタル式電動スクーター Gogoro が出荷開始。
スマホで電池交換予約やロック解除』
ということで紹介されていました。
そちらの記事によれば、
『1台あたりの価格は12万8000台湾ドル(約50万円)。
この価格にはバッテリー交換料や24時間対応の
ロードサービス費用(いずれも2年間)なども含まれます。
サブスクリプション(月額制)の場合は299~899台湾ドル
(約1200~約3500円)となっています。』
とのこと。
こうなると、実際に現地でどれくらい使われているのか、
自分の目で確認してみたくなりますね~。
あらゆる物/サービスのシェアが進む世の中の流れですが、
個人的には
電動バイクは所有してバッテリーはシェア
というのが希望です。
バイク自体は自分の好みに合わせてカスタムしたいので。
旅行などの移動先へシェアリングサービスを活用できる
というのはウレシイですが。
EV-カブ(EV-Cub)が2018年に発売されるということに
なっていますが、2018年が電動バイク普及元年に
なるといいな~と考えています。
自分も、その普及に勢いをつけることをしたいと考えています。
住友商事グループで多くの店舗があると言えば、
スーパーの「マミーマート」や「サミット」があるようですが、
コンビニとはあまり強い関係が無いようです。
住友商事のニュースリリースが2017年9月28日付で
『石垣島におけるエコアイランド化推進に関する提携について』
ということで出されています。
気になる今後の展開では、リリースでも触れられていませんでした。
日経トレンディネットの記事では
『来年度以降、電動スクーター自体の販売などシェアリング以外の
展開も含め、他の都市にも広げる予定だ。』
とされていますが、その内容が気になるところです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2017年東京モーターショーが開幕したわけですが、
残念ながら現時点では「EVカブ発売」に関するニュースを
目にしませんね・・・。
気長に、そして期待して待つことにしますかね。
またのご訪問を心よりお待ちしております。