電動バイク普及に向けて

パーソナルモビリティ(PM)の普及に向けて行動しています。
その中で、電動バイク(スクーター)という乗り物の普及を進めたいと考えています。

自身も電動バイクに乗っている中で、なかなか普及しない
原因というのを自身の経験として言えることがあります。
それは、一般的に言われている内容で、以下の内容です。
1.航続距離が短い
2.最高速度が低い(遅い)
3.走行可能距離が把握しにくい

これらについて、全てに関わってくるのが「バッテリー」です。
まだしばらくは、今ある実用品
・鉛蓄電池
・リチウムイオンバッテリー

を如何に賢く使い切るかが勝負と見ています。

つまり、
航続距離が短いのは、コストや重量・容積の問題で大容量のバッテリーを搭載できないからだし、
最高速度が遅いのは、バッテリー容量の制約があるからで、
残容量が把握しにくいから後どれくらい走行できるかわかりにくい、

ということになります。

残念ながら、高度な専門知識は無いですが、無いならあちこちから
仕入れる!!
ということで進めます。

実は、事業としてコンバートするなり、既製品を販売をするということも候補としている
のですが、それよりも
如何に今あるものをしゃぶり尽くすくらいに使い切るか
という観点で進めようと考えています。

自身の活動としては、個人レベルの小規模なものなので、何かをイチから
開発するのは現時点では現実的では無い(協業とかは別ですが)ので、
現時点で入手できるものをとにかく使いきって、その上でどんなものが
必要なのかを発信しつつ、それを開発する場に加われるとように、
ということをイメージしています。

バッテリーをどのように使いきるか

以前考えていたのは、
如何に回生→再生を効率よく効果的に行うか
という部分でコントローラー側での制御を改善するということでした。
が、そういう領域を単独で対応するのは、現時点ではあまり現実的では
ないと判断しました。

バッテリーに蓄えた電力を無駄なく効率的に使うという観点で目をつけた
のは、電装品用12VのDC-DCコンバータです。
各ライトやウィンカーなど、電装品へ供給しているのは、走行用バッテリー
の電圧から12Vへ変換した電力です。
その変換を行っているのがコンバータということになります。
変換効率100%ということは無いので、大きくは無いとしても損失があります。

で、このコンバーターを廃止するには、12Vの電力供給源をどうするかという
課題があります。
そこはシンプル(単純)に、12Vのバッテリーを搭載します。
で、そのバッテリーをどうやって充電するかというと
ソーラーパネルです。

実は、走行用のバッテリーをなんとか自前で充電できないか・・・
というのがあって、ソーラーパネルや風力発電のシステムを車両搭載
するということを考えていました。
が、現時点で現実的な供給先としては、電装品程度かな、という判断が
あります。

その現実的な供給先という話と、コンバーター廃止というのをセット
でやればいいというのが今回の企画です。

コンバーターの損失がどれくらいのものなのか・・・というのを
きちんと試算していませんが、
電装品の消費電力は小さくありません。
なぜなら、ヘッドライトの消費電力だけで数十Wなので、
定格出力600Wとの比較で言えば、1割程度になるのでは?というイメージです。

つまり、最初にDC-DCコンバータ廃止と書きましたが、要は
走行用バッテリーの電力は、走行のみに使用する
という考え方です。

そのためには、電装品が必要とする電力を、12Vバッテリーと車載の
発電システムで供給
しなくてはいけません。
コレ、かなり敷居が高いです。
仮に定格60Wのパネルの大きさと言えば、かなりの大きさですし、
搭載スペースや耐振性が無いといけません。

ま、発電だけだとシンドイので、12Vバッテリーの容量にも頼ることになります。

はい、かなり実現に向けて課題山積というのをボヤッとした雰囲気で
お伝えしました。
今後、少しでも具体的な数字で示していければと思います。
そして、自分の電動スクーターを題材に具現化します。

PM普及に向けた事業ということで進めているので、電動アシスト付き自転車
などの紹介などもしつつ、今回述べたような企画についても精力的に進めて
行きます。

そして、PM普及に向けて前進して行きます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
またのご訪問を心よりお待ちしております。