ワイヤレス給電と言えば、Qi(チー)を連想します。
Panasonicから関連機器が発売された当時、とても強い興味を持ちました。
コネクタを接続することなく、置くだけで充電できるというのは、
ちょっとした手間だけど日常的に行う作業の手間を省ける、ということで
魅力的に思いました。
Qi対応機器を入手する機会が無く、現在も使用するに至らずにいます。
モバイル用に限らず、家庭内で使用する単3形、単4形の電池は
ニッケル水素の充電池を使用しているので、下の製品は購入してみようかと
思いつつ、購入には至っていません。
というのも、どうせなら4本に対応していて欲しいので、発売するのを
待っていました。
ニッケル水素の充電器は、2本もしくは4本対応の2種類というのが多いので。
でも、残念ながら、そもそもQi対応のニッケル水素電池用充電器というのは
あまり注力されていないようですね。
Qi対応の充電パットも併せて購入する必要があるので、せっかくなら
納得して導入したいのです。
とは言え、こういう新技術には積極的に触れておく必要があるので、
何かしらのきっかけが欲しいです。
そう、お!!と思える新製品。
新製品ではありませんが、ワイヤレス給電についてのニュースがあります。
日経テクノロジーオンラインの3月4日付の記事です。
「ベルニクスと埼玉大学工学部教授の金子裕良氏の研究グループは共同で、
ワイヤレス給電機能を備えた電動アシスト自転車を開発した」とのことです。
そして、「2015年2月17~27日に埼玉県さいたま市JR武蔵浦和駅東口で、
実証試験を実施した。」とのことです。
「実証実験では、ベルニクスと埼玉大学が開発した電動アシスト自転車向けの
ワイヤレス給電技術を検証した。専用の電動アシスト自転車2台とワイヤレス
給電機能を備えた駐輪装置2基を使用した。駐輪装置は
日本コンピュータ・ダイナミクスがさいたま市内で運営する
会員制レンタサイクルサービス「さいチャリ」の武蔵浦和ステーション内に置いた。」
ということです。
ちょっとびっくりするくらい短期間という印象ですが、どんな結果だったのか
興味を持っています。
既存のレンタルサイクルサービスの一部として、ワイヤレス給電装置を
使用する実証実験だったようです。
観光地などでも、レンタルサイクルというのは散見するので、ワイヤレス給電が
普及すれば、充電の手間を省くことができ、アシスト付自転車をレンタルサイクルへ
導入しやすくなるかもしれません。
個人的には、電動バイクもワイヤレス給電に対応させたいです。
現状、バッテリーを取り外し可能としたものが多くなってきたということで、
充電環境としては改善されてきていると思いますが、一番は駐輪している時に、
それと意識せずとも充電できている、というのが理想だと思います。
つまり、駐輪場に充電設備があるのが理想。
もっとも、自分自身も含めてアパート/マンション居住者にとっては
自宅へバッテリーを持ち込んで充電するというのが現実的です。
が、これもワイヤレス給電装置が普及すれば、アパート/マンションの
駐輪場に給電装置が備えられているとうのが当たり前になるというのが
望めます。
ま、最初は都心部かつ大型のマンションで販売されるような物件が
対象になるのだとは思います。
EVの充電装置を駐車場に備えるというのを謳い文句にして販売された
マンションもありますよね。
ワイヤレス給電の技術は、数年前からニュースとして目にする機会が増えています。
もっと技術が進歩して、ニュースでは無く身の回りに当たり前のように
製品として存在するようになることを期待しています。
今回のニュースで知ったのですが、「ベルニクス」という会社は
Lucinaという電動アシスト自転車を販売しているようです。
で、「子供の安全を守る」と謳われているので、どういうことだろう?
ということで調べてみました。
すると、タイヤ径を小さくするなどして、子供を後部に載せた時の
重心が低く、結果的に安定するので安全、ということを狙っているようだ
というのがわかりました。
実際に乗ったことが無いので、何とも言えない部分はありますが、
重心が低い方が安定するというのは確かだと思うし、方向は
良いのだと思います。
どうせなら、更に一工夫欲しかったりします。
例えば、会社として制御に絡む部分で強うそうな印象があるので、
ジャイロを使って・・・とか、もしくは前後どちらかを複輪として
機構的に転倒はほぼしない、かつ機動性を落とさないなど。
複輪とするなら、自転車後部への子供の乗せ降ろしを考えると前輪かなと思いますが、
子供を自分の前に座らせるならその限りではないでしょうし、自転車としての
レイアウトを考えると多くのパターンがありそうですねぇ。
後日あらためて記事にしようと予定していますが、アシスト自転車の「PASワゴン」
のようなタイプに注目しています。
それは、「転倒しない(しにくい)」という切り口で、です。
子供を乗せるというだけでなく、お年寄りなどが乗る場合にも大きなメリットと
なると思います。
もちろん、単純に多くの荷物を運搬できるというのもあります。
下の画像バナーは販売店にリンクしています。
特徴を画像付きで紹介しているので、情報として参考になります。
3輪ならでの乗り味というのはあると思いますし、注意すべき点もあると思います。
が、もっと注目されても良いのでは?と考えています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
またのご訪問を心よりお待ちしております。
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