ルノーの小型EV「Twizy」(トゥイジー)が、フランスでは14歳から
運転可能になったとのことです。
というのも、
・欧州連合(EU)の新しい関連法規
・上記にあわせて「クァドリ・サイクル」(軽四輪車)の規定が変更された。
その運転資格が16歳以上から14歳以上に引き下げられた。
ということのようです。
本日の記事は、IDEAS+INNOVATIONS「WIRED」の記事を参照しています。
クァドリ・サイクルとは?
ところで、クァドリ・サイクルとはどんなものなのでしょうか?
WiREDによれば、概要は以下のようになるようです。
・最高速度45km/h以下の4輪車
・電動式の場合は出力4kW未満
内燃機関の場合は排気量50cc未満
「Twizy」(トゥイジー)のラインナップは?
「Twizy」(トゥイジー)は、フランスでは販売数が少なくないという
印象が個人的にはありました。
以前からあるモデルと今回追加されたモデルで、どんなラインナップとなっている
のでしょうか。
Twizyには、以下のように「80」と「45」の2タイプがあります。
数字は最高速度を示しています。
・「トゥイジー45」
最高速度:45km/h
モーター出力:記事内に明記なし。検索してもヒットしませんでした。
規定が4Kw未満なので、それ以下ということになる。
・「トゥイジー80」
最高速度:80km/h
モーター出力:13kW(記事内に明記されていなかったが、おそらく最大出力)
フランスでは、どれくらい売れているのか?
日本とは違い、欧州では電気自動車が少なからず普及し始めているということを
小耳に挟みます。
では、実際のところ、どれくらい販売されているのでしょうか?
記事によれば、「2012年の発売以来、Twizyはヨーロッパで約15,000台売れた」
ようです。
この数字を多いと思うか少ないと思うかは、人それぞれだと思います。
そして気になるのが、どれくらい街中でその姿を見るか、ですよね。
WIREの記事では、最後をこのように締めくくっています。
「ルノーは日産と戦略的パートナーシップを結んでおり、北米ではTwizy(またはその派生型)が、
日産ブランドの製品として登場することも考えられる。
その場合、同じEVである「リーフ」(=葉)の路線を引き継いで、
車名は日産「ステム」(=茎)とでもしてはいかがだろうか?」
お茶目な締め括りだな、と。
とても気に入りました。
日本ではどうなのか?
「日本でもトゥイジーに乗りたいねぇ~」と思いませんか?
やっぱり思いますよね~。
そのものでは無いですが、乗れます。
そう、ルノーとくれば日産。
日産も「日産ニューモビリティコンセプト」として小型EVの
実証実験をしています。
車両自体は、トゥイジーがベースになっていたと思います。
(どの程度の差異があるのかは不明です)
そして、「チョイモビ ヨコハマ」として2013年10月から
カーシェアリングサービスを展開しています。
走行可能範囲が横浜市内に限定されているのですが、一度乗ってみたいです。
実証実験としては、
トヨタはi-Road、ホンダがMC-βで実施していますね。
そして、トヨタ(グループで)はコムスを市販しています。
ハードとしては、いつでも市販化できるのでしょうが、制度の整備やユーザー側の認知度向上、
そして充電設備の設置数などが課題となっていると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
またのご訪問を心よりお待ちしております。
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